ソーラーサーキットの家
ソーラーサーキットの家?
ソーラーサーキットとは、外断熱工法と二重通気工法を組み合わされてできた 「住み心地(居住性)」と「資産価値」を満足させるシステムの名称です。 ソーラーサーキットの家は、室内を外壁、断熱材、内装材で三重に包み、それぞれの間に風の通り道を設けて 排熱、排湿する独自の二重通気構造です。そして、高い遮熱性、強度、透湿抵抗の性能に優れた板状断熱材が、 屋根裏、柱や梁といった構造体から基礎廻りまで、家全体を外側から切れ目なくすっぽり包みます。 この外断熱によって、小屋裏も壁の中や床下もつねに室内側の温度を保つため、住居は結露や腐れの心配が少ないです。
一般的な外断熱工法との違い
一般的な外断熱工法は、北欧米型の冬季対策を主にしたものであり、厳しい冬を過ごす事を第一の目的に、 断熱材で住宅全体を包み、機密性を高めることによって、人工的に効率よく暖房をコントロールできるように 工夫された住宅です。住宅内部の熱を外に逃がさないことを主な目的としている工法のため、 温暖湿潤な日本の本州以南の地域において、冬季以外の季節に適しているかは疑問です。
ソーラーサーキットの秘密
夏涼しく、冬暖かい「ソーラーサーキットの家」の秘密は インナーサーキットにあります。床下のSC床下ダンパーと小屋裏のSC小屋裏ダンパーを、暑ければ「開ける」、 寒ければ「閉める」という簡単な方法が、夏季の暑さや、湿気を床下から天井屋外へ逃がし、冬季の寒さから 遮断してくれます。